世の中には「痩せやすい体」を持っている人もいれば、「痩せにくい体」を持っている人もいます。
同じ人間なのにどうしてこんな差があるのでしょうか?
今回は「痩せやすい体」と「痩せにくい体」の違いと、痩せやすい体になるための方法論を紹介していきます。
痩せやすい体の特徴
まずは、どんな体が痩せやすいのか、その特徴を見ていきましょう。そして「あ、これ足りてないな」と思う部分があれば、今日から改善を始めてみましょう。
- 遺伝と体質
- 痩せやすい人は基礎代謝が高い
- 痩せやすい人は体温が高い!
- 痩せやすい人は腸内環境が良い!
- 痩せやすい人は姿勢がよく骨盤の歪みも少ない
遺伝と体質
まずは「体質」です。日本人の3分の2は太りにくい体質(正しくは普通の体質)ですが、残りの3分の1は、遺伝子上太りやすいと言うことが分かっています。
※詳しく知りたい方は「脂肪細胞 β3アドレナリンレセプター 異常」で調べてみて下さい。
このタイプの場合の方は、通常よりも代謝が悪いため、同じ量を食べてもどうしても太りやすいという特徴を持っています。
この肥満遺伝子を調べたことがない方は、まず調べることから始めてみましょう。自分の体質が分かれば、できる対策も増えていきます。
痩せやすい人は基礎代謝が高い
痩せやすい人は「基礎代謝」が高いです。
人間の脂肪1キロは「7200kcal」と言われています。例えば基礎代謝が
- (A)2000kcalの人
- (B)1500kcalの人
がいたとして「断食」したと仮定しましょう。そうするとAさんは1キロ落とすのに3.6日、それに対してBさんは1キロ落とすのに4.8日かかります。
つまり痩せやすい人は基礎代謝が高いのです。
基礎代謝は「筋トレ」で底上げすることができますし、毎日の(適切な)トレーニングによって基礎代謝の高い状態を維持することもできます。
痩せやすい人は体温が高い!
体温は一人ひとり違うものですが、体温が1度高くなると基礎代謝が140kcal上がることが分かっています。
「私全然太らないんだよね」という人に聞いてみると、体温が高い人が多いですし、冷え性でもないことが分かります。
もし冷え性で普段の体温が36度未満だという方は、この機会に体温を上げる方法を探して試してみましょう。
痩せやすい人は腸内環境が良い!
痩せやすい人ほど腸内環境が良いことも分かっています。痩せやすい人の腸は綺麗で新陳代謝が上がっています。だからこそ余分な毒素の排出もスムーズです。
さらに善玉菌が多いため、善玉菌の脂肪の蓄積を抑制する作用によって太りにくくなっています。
1日に1~2回の排便があると良いと言われていますので、「普段からスッキリしない」「溜まっている気がする」という方は腸内環境を整えてみましょう。
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痩せやすい人は姿勢がよく骨盤の歪みも少ない
妊婦になると太ると言いますね。これはもちろん赤ちゃんに栄養を供給するためでもありますが、骨盤の位置が変わってしまうことも原因だと考えられています。
姿勢や骨盤のゆがみが少ないと、神経や血管が圧迫されることがありません。消化も血流もスムーズです。
もしも食事制限をしたり運動もしているのに「痩せにくい」と感じるのであれば、骨盤を矯正してみることをオススメします。努力しているからこそ「なぁんだ、こんなことだったんだ」と驚かれる方もいます。
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痩せやすい体にするために最低限やっておきたいコト
つまり、痩せやすい人は、基礎代謝が高く、体温も高く、腸内環境が良く、姿勢や骨盤の歪みが少ない人のことです。
もちろん体質(遺伝)もありますが、遺伝要素がある人でも、努力で痩せやすい体を手に入れている人もいます。
そして最低限行っておきたいのが以下の3つです。
- 無酸素運動(筋トレ)と有酸素運動の両方を行う
- 炭水化物(糖質)や脂質はできる限り制限する※目安は今の8割
- 体全体の健康を考えて行動する
痩せている人でなおかつ「健康的な肉体」を持っている人ほど筋トレと有酸素運動をしっかりやっています。
そして痩せている人ほど炭水化物や脂質には敏感であることが多いです。(それに対して太っている人はバクバク食べます。当然太ります。)
なおかつ、中性脂肪値やコレステロール値、腸内環境など、体全体の健康を考えた生活を送っています。
とはいえ、やっぱりすべてやるのは大変です。では、あきらめるしかないのでしょうか?
誰でも簡単に痩せ体質になれるかも?!医薬品の防風通聖散
筋トレをして、トレッドミル(ランニングマシーン)で走って、なおかつ食事制限もして、体の健康も考えた食生活もする・・・こんなことを一気にやったらおかしくなってしまいそうです。
ましてやそんな「時間」もなかなか作ることはできません。
そんな方にオススメなのが「防風通聖散」です。これはサプリではなく医薬品で、医薬品だからこそしっかり効果を感じることができます。
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防風通聖散の効果
そして防風通聖散の効果は、「お腹の脂肪の分解・燃焼・排出促進」です。それとともに高血圧や肥満に伴う「動悸」「肩こり」「のぼせ」「むくみ」「便秘」「蓄膿症(副鼻腔炎)」「湿疹・皮膚炎」「ふきでもの(にきび)」にも効果があります。
医薬品として定められた効果効能としての表示としては
-
体力に充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:
高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、肥満症
です。
満量処方の防風通聖散
そんな防風通聖散の中でも効果があるのが「満量処方」のものです。
防風通聖散は漢方ですが、それぞれの生薬を何グラム使用して良いかという規定が決められています。そしてその規程に対して満量処方されたものを選ぶようにしましょう。
さいごに
ただし、防風通聖散を飲むだけでは痩せる体質にはなりません。もちろん医薬品ですので飲んでいれば効果は感じられるはずですが、飲むのをやめたら元に戻ってしまうからです。
※ロキソニンを飲んで頭痛が治っても、根本的な頭痛持ちが治らないのと一緒です。
ですから最初に挙げたような「基礎代謝のアップ」「腸内環境の改善」「冷え性や体温の改善」なども併せて行っていくことが痩せやすい体への一番の近道です。
努力すれば結果はついてきますので、頑張ってみて下さい。また、「やっぱり痩せにくい」という場合は遺伝子検査もしていきましょう。